ハイマットカフェ
2011年 11月 20日
きょうは久しぶりに、武蔵小山の「ハイマットカフェ」へ行った。
ここは、お店の書籍や雑誌を自由に読めるブックカフェ。
『どろんこハリー』やムーミンシリーズといった児童書から、
村上春樹、沢木耕太郎、カズオイシグロ、柴田元幸
といった大人向けの作家の本まで揃っていて、
私の趣味にジャストミートという感じ。
そしてここに来ると、必ずといっていいほど手に取る書籍が、
荒木経惟の『すべての女は美しい』と『東京日和』。
『すべての女は~』はアラーキーの視点から、女性の美しさを語った作品。
この本を読むと、「私なんて美人じゃないし…」なんて卑屈なセリフは、
口が裂けても言っちゃいけないと思わされる(言っちゃうときもあるけど)。
そして『東京日和』は、アラーキーの写真、日記、
陽子夫人のエッセイから構成されている。
写真や文章から、夫婦の深い愛が感じられる一冊。
どちらの本もエネルギーに満ちていて、
読むたびに「自分も漫然と生きていてはいけないな」と思わされる。
それから、このカフェでぜひ注文してほしいのがカフェラテ。
ラテアートがとても凝っていて、リクエストも受け付けてくれる。
きょうは久しぶりに「トトロ」をお願いしてみた。
こんなに飲み進んでも、しっかりトトロが残っていて、
なんだか嬉しくなってくる。
ほんの短い時間だったけれど、いい時が過ごせたなあ。
by megumi_mh
| 2011-11-20 19:12
| 本